【寄稿紹介!】人がつながるプラットホーム、コラボレーティブコミュニティとは? <自然経営シリーズ 第1回>

未来志向で人事を語る情報サイト『ES推進イノベーションプログラム』に寄稿しました!

《自然経営シリーズ全5回》の第1回でございます!

人がつながるプラットホーム、コラボレーティブコミュニティとは? <自然経営シリーズ 第1回>

働きやすい職場はどのように作られるのか? イノベーティブで協働的な組織のあり方とその実践について研究を行っている埼玉大学大学院の宇田川元一先生の講話をもとに、コントロールを排除した、より自然体な経営スタイル「自然経営」のあり方について考えてみた。 第1回:人がつながるプラットホーム、コラボレーティブコミュニティとは? 第2回:"勇気を持たなくても言い出せる"組織の作り方 第3回:「貢献感」で会社と社員をつなぐ 第4回:"弱さ"とはつまり、"関わることのできる余地"のことである 第5回:弱さが強さに変わる組織 <人がつながるプラットホーム、コラボレーティブコミュニティとは?(第1回)> ●企業は合理的に硬直化していく 多くの企業がイノベーションを生み出したいと願っている。 それでは、イノベーションはどのようにして生まれるのだろうか? この質問に対して宇田川先生は、イノベーションの本質はコラボレーションだと語る。 では、コラボレーションが生まれる組織とはどんな組織だろうか? 多くの組織が直面しているのは組織の硬直化だ。そして、組織の硬直化について宇田川先生は言う、「企業は徹底的に戦略的な経営を行った結果、硬直化していく」と。 企業は真面目に組織運営を行えば行うほど、硬直化し創造性が発揮しづらい組織になってしまうのだ。 そこで、いかにその状況を打破しイノベーティブな組織を作っていくかがポイントとなる。 ●いいとこ取り!コラボレーティブコミュニティ イノベーティブな組織のあり方について、ネットワーク型の組織が注目されている。 *興味ある方はコチラ ➡ 一切他人をコントロールしない、ホラクラシー組織とは何か? 自由度が高いネットワーク型の組織ではイノベーションは生まれやすいが、一方で、組織経営として考えると、安定性に欠ける。 今、多くの組織はピラミッド型の組織だ。 ピラミッド型の組織はコントロールに向いている。トップが正しい判断をし続けることができれば、非常に安定した組織となる。 しかし、複雑で変化の激しい時代において、トップ一人の判断に頼ることは困難かつ危険であり、また、イノベーションには不向きな組織と言える。 そこで、ネットワーク型組織とピラミッド型組織のいいとこ取りをした組織としてコラボレーティブコミュニティという組織のあり方を紹介いただいた。

ES推進イノベーションプログラム

原田 真吾

Earthrise社会保険労務士事務所 代表 / WorldShiftコミュニケーター /「地球を愛する 地球に愛される」をあいことばに地球一個分の暮らしと、それを実現するための働き方を目指し活動中!