就学援助

生活困窮世帯を対象に小中学校の諸経費を援助する制度です。


☆もらえるお金:給食費や学用品を援助

自治体によって異なります

☆届け出先:市区町村


☆☆☆課題

小中学校の義務教育機関は、授業料や教科書代は無償ですが、給食費、学用品、運動着、校外活動費などは、保護者が費用を負担します。

・文部科学省の調査によると、公立小学校では年間約10万円、中学校では約17万円の費用がかかるとされています。


☆☆☆受けられるサポート

これらの費用の支払いが困難とみなされた保護者のために「就学援助」という制度があります。

・援助が受けられるのは、生活保護法第6条第2項で規定されている要保護者

(現に保護者を受けているといないとに関わらず保護を必要とする状態にある者)

 または、準要保護者(要保護者に準ずる困窮者)です。

・大まかな目安として、生活保護を受けている低所得、児童扶養手当を受けている、 市民税非課税世帯などです。

・具体的な要件は、市区町村によって異なります。

・特に上限所得は世帯構成や年齢など、個々の条件に応じて変わってきます。

・また文部科学省で認めている援助が受けられる対象品目も自治体によって違います。

原田 真吾

Earthrise社会保険労務士事務所 代表 / WorldShiftコミュニケーター /「地球を愛する 地球に愛される」をあいことばに地球一個分の暮らしと、それを実現するための働き方を目指し活動中!